中日・立浪和義監督、根尾昂投手について言及する

■2024.03.21 中日スポーツ

中日・根尾昂は開幕2軍、立浪監督が明言「チャンスは必ず来る。そこに合わせてやってほしい」本人に直接伝える


　「現時点でのスタートの6人からは外れました」。1軍練習に参加したのは柳、涌井、メヒア、小笠原、梅津の5投手で大野は登板2日後のため休養日だった。ナゴヤ球場での2軍練習で汗を流した右腕にとっては、春季キャンプから先発調整した初めてのシーズン。オープン戦は3試合に登板して防御率3・86。厚い壁に阻まれた。

　しかし、長いシーズンは開幕の6枠に入ることがすべてではない。指揮官は根尾へ直接メッセージを伝えていた。「シーズンに入って故障者も出ますし、好不調もある。チャンスは必ず来ると思う、そこに合わせてやっていってほしいとは伝えました」。かけた言葉の一端を明かした。

　根尾にとっては悔しい決定となった。評価を上げていることは間違いない。「昨年からしたら、ずいぶん1軍の試合で結果も出ています。向上心のある選手ですから、チャンスが来たときに、それをものにできるようにしっかりやっていってほしいなと思います」。背番号7の成長を期待し、タイミングが整ったときに1軍のマウンドへ送り出す。

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