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権藤博さん、谷繁元信さんについて語る「何より優れていたのは…」

権藤博
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■2024.01.18 2024年 野球殿堂入り通知式




■2024.01.18 スポニチアネックス

権藤博氏 殿堂入りの谷繁元信氏のプロ通算最多試合出場記録は「柔道の受け身みたいな柔らかさ」が要因
権藤博さん、谷繁元信さんについて語る「何より優れていたのは…」

 都内で行われた表彰式には、谷繁氏の恩師にあたる権藤博氏もがゲストとして参加した。権堂氏はゲストスピーチで「谷繁、おめでとう。私が監督をやった時にはもうレギュラーで2年目だったんです。その前の年に3割を打ったらしいんですけど。彼を支えてきたのは、何とかこのレギュラーをつかみ続けるという執念が最後まで崩れませんでした」と称えた。

 谷繁氏は通算3021試合出場、捕手として2963試合出場はプロ野球最多記録を誇る。権藤氏は「体的には親が生んでくれた立派な体ですけど、キャッチャーというポジションはすごく体に当たられることが多い。これがもう凄く柔らかい。柔道の受け身みたいな柔らかさで。相手のブロックを自分は飛ばされても大きな衝撃を受けない。これが谷繁の凄いところ」と分析した。

 さらに「何より優れていたのはハンドリングですね。キャッチャーミットで捕るというより、グラブで捕るぐらい軽々と、内野で遊んでいるぐらい軽々と捕る。そのために、投手の140キロ、150キロの球を簡単に捕って、そのハンドリングの良さがスローイングの良さにもつながっていた。これといった特別なものは、3割は1回打ったらしいですけど、ないんですけど、本当にしぶとい。いざとなった時にはチームにとって頼りになる。私は試合が始まったら捕手はフィールド内の監督だと思っているんですけど、本当にそういうプレーを彼は見せてくれました。試合の時に投手がサインを間違って投げても、ハンドリングの良さで平気で処理していました」とハンドリングの良さも要因の一つに挙げた。

 最後に「まだ53歳だそうですから、まだまだできそうな体をしていますけど、これからは野球界のために何らかの形で谷繁らしく貢献してもらいたいと思います。おめでとうございました」と今後の活躍も期待し、スピーチを締めくくった。

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井戸田潤さん「谷繁さんだったら、どういうリードで攻めていくんですか? ピッチャーが弱気になっている時、サインに首を振るじゃないですか、たぶん?」 谷繁元信さん「ピッチャーがですか? 僕がサインを出してですか?」


権藤博さんがスピーチです。

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