■2023.12.23 中日スポーツ
9年前「大阪の高校へ行きたい」加藤竜馬の越境入学後押しして逝った叔父 中日の新入団選手会見はその命日に#中日ドラゴンズ #ドラゴンズ#dragons#加藤竜馬https://t.co/5Zk11rZX58
— 中日スポーツ (@chuspo) December 22, 2023
■2023.12.23 中日スポーツ
9年前「大阪の高校へ行きたい」加藤竜馬の越境入学後押しして逝った叔父 中日の新入団選手会見はその命日に
金びょうぶの前で加藤家は9年前を思い出していた。岡山出身のドラフト6位、加藤竜馬投手(りゅうま、24)=東邦ガス=にとって入団会見のあった12月14日は忘れられない日だった。
「大阪の高校へ行きたい」。右腕が打ち明けたのは岡山・美作スーパースターズヤングに所属していた2014年、中学3年時。自営業の父・光祐さん(53)は賛成した。反対は母・典枝さん(50)。「まだ中学3年。越境をイメージできませんでした」。ガン治療のため入院していた弟・功一さんへ相談した。
「弟に『オレはリュウの成長を見られない。姉ちゃんは見られる。やりたいことをやらせてやって』と言われました」。母は折れた。右腕は大阪偕星学園高へ進んだ。
…
ドラフト指名を勝ち取り、いざ入団会見。加藤竜は目を輝かせた。「体の大きさでファンのみなさんに覚えてもらいたいです」。大成するはずの明るい未来を口にした。その姿に典枝さんの目には涙が光る。「大阪に出していなかったら今はありません。入団会見が14日だと知り、ハッとしました」とつぶやいた。
越境入学を決めてしばらくした14年12月14日、功一さんは他界した。それから9年。右腕はプロのユニホームに袖を通してフラッシュを浴びた。
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加藤竜馬投手にとって大切な日だったようです。