■2023.09.30 中日スポーツ
シュートでスライダー効く…広島・秋山と中日・斎藤のマッチアップに“前段” 吹っ切れるか、踏み込めるか#中日ドラゴンズhttps://t.co/uaJJLHJrFS
— 中日スポーツ (@chuspo) September 30, 2023
シュートでスライダー効く…広島・秋山と中日・斎藤のマッチアップに“前段” 吹っ切れるか、踏み込めるか:中日スポーツ・東京中日スポーツ https://t.co/nmY7BMpYpV
— 月刊ドラゴンズ公式 (@monthly_dragons) September 30, 2023
■2023.09.30 中日スポーツ
シュートでスライダー効く…広島・秋山と中日・斎藤のマッチアップに“前段” 吹っ切れるか、踏み込めるか
秋山とのマッチアップには前段がある。根尾が先発した18日のバンテリンドーム。6点リードがあっという間に2点差に縮まった7回、2死一、三塁だった。この日抑えたのと同じスライダーを右前に運ばれたのだが、全7球、彼はシュートを投げなかった。いや、投げられなかったのだ。
その前日(17日)も登板した斎藤は、田村に内角シュートを投げた。避けきれず左手を直撃。死球ではなく空振りと判定されたが、田村は退場し、病院に直行した。左手小指の骨折で残りシーズンは絶望。翌18日の試合前に、斎藤は新井監督に謝罪している。「これも野球の一部」。敵将は舌打ちもせず受け入れてくれたが、その日の斎藤はシュートを投げられず、痛打を浴びた。
つい先日、バンテリンドームでこんな会話を横で聞いた。
「ここで孝介の顔を見ると、あの時のことを思い出すわ。悪かったねえ」。福留孝介さんに頭を下げたのは下柳剛さん。2004年9月1日、リーグ優勝目前の福留の左手人さし指は、下柳のシュートで折れた。しかし福留さんは言う。「あれは避けられた。無理に打ちにいった僕が悪いんです」。19年前の1球は、今なお互いにほろ苦い。それでも吹っ切って、シュートを投げるのが投手。避ける技術を磨きつつ、踏み込むのが打者なのだ。
「いつも以上にスライダーを狙われていると感じた中、インコースを攻めながら何とか抑えられました。後を抑えてくれた祖父江さんにも感謝です」
この夜の斎藤は、9球中4球がシュート。だから最後のスライダーが効いた。力ない飛球が舞った夜空には、中秋の名月が浮かんでいた。
記事全文を読む
中日・立浪和義監督、日本ハム時代含めて今季30試合登板となった齋藤綱記については…
中日・高橋宏斗投手がヘアバンド姿を披露 → 高橋宏斗投手のヘアバンドを齋藤綱記投手がアゴにかけて付ける
齋藤投手が振り返りました。