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NPBで2人だけ?『イエローバーチ』という輸入材のバットを使っている選手が…

ナゴヤドーム/バンテリンドーム

■2023.08.20 中日スポーツ


■2023.08.20 中日スポーツ

知る限りNPBで2人だけ…西武・中村と中日・石川昂のバットに共通点 衝突でなく“しなり”で描く放物線
NPBで2人だけ?『イエローバーチ』という輸入材のバットを使っている選手が…

 決まっているのは太さと長さ。つまり、木であれば何でもいい。多数派はホワイトアッシュやメープルだが、僕が知る限り、NPBで2人しか使っていない素材がある。それがイエローバーチという輸入材だ。その2人はこの日、そろって本塁打を打っている。

 まずは中村剛也(西武)。歴代12位となる466号を放った現役最強のアーチストは、最後まで「しなり」を求めてアオダモを使ってきた。しかし、原材不足にはあらがえず、一度はメープルに変更。だが硬い打感になじめず、試行錯誤した末にたどり着いたのがイエローバーチだった。

 もうひとりは石川昂。神宮の左中間席に、低く、鋭い弾道で12号を突き刺した。彼もまたメープルからの変更組だが、その理由を以前、こう教えてくれた。

 「変えたのは2年前です。メープルだと球を食って、回転がかからなかったんです。メープルよりバーチの方が少し軟らかい。その分、打球に回転がかかってくれる感じなんです

 世代的に石川昂はアオダモを知らない。そこが中村との違いだが、共通しているのはバットに「しなり」を求めている点だ。衝突ではなく「しなり」で回転をかけ、飛ばす。そんな打球は美しく、優雅に見える。

 しかし、7回に側頭部に死球を受け、退いた。病院に搬送され、精密検査を受けた。まずは大事に至らないことを切に祈る。そしてなるべく早く、13度目の優雅な放物線を描いてくれるのを待っている。

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石川昂弥選手、バットに「しなり」を求めているようです。

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