■2023.08.03 中日スポーツ
中日・音スカウトの“左打者目線”証明…育成出身ルーキー松山が圧巻の投球 対左は24打数3安打11三振#中日ドラゴンズhttps://t.co/Punbnow4QH
— 中日スポーツ (@chuspo) August 3, 2023
■2023.08.03 中日スポーツ
中日・音スカウトの“左打者目線”証明…育成出身ルーキー松山が圧巻の投球 対左は24打数3安打11三振
みちのくの秋。岩手県の球場に音重鎮チーフスカウトはいた。「投げる」と聞いていた初日は肩透かし。この時期のスカウトは忙しい。他球団は撤収したが「ここまで来たんだからもう一日」。期待せず、延泊した。今度は投げた。6イニング2/3を11奪三振。ただし剛球は荒れていた。それをどう見るか。
「ピッチャー目線だとストライクが取れないとなると思います。でも僕は左打者だから、その目線で見たんです。松山のフォークはストライクも取れるし、ワンバウンドで空振りも取れる。左打者はスライダーやカーブより、フォークの方が嫌なんですよ」
音さんが松山を見たのは一度きり。延泊したかいあって一目ぼれしたのに、ほどなくしてリストから消えた。支配下は野手中心という方針が決まったからだ。ドラフト当日、12球団69人の指名が終わった。育成ドラフトが始まる前に、東北地区担当の八木スカウトから電話があった。「松山、残ってますよ!」。当初の予定をひっくり返し、育成1位に松山をねじ込んだ。大正解。「これが縁なんでしょうね」と音さんは笑っていた。
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中日・八木智哉スカウト「まだまだ彼は発展途上で、こんなもんじゃないと僕は思っています!!」
中日・小笠原慎之介投手「チンピラニキの応援のおかげでいつも頑張れてます!!!」
これが松山投手、指名の経緯のようです。