中日・根尾昂投手、ストレートの球質向上を追求　“理想”に掲げたのは…

■2023.06.12 中日スポーツ

根尾昂、理想形は今季ブレーク中、阪神・村上の”キレのある速球”『打席に立ちすごい直球』実感【中日2軍】


　中日の根尾昂投手（23）が12日、ストレートの球質向上を追求していることを明かした。理想に掲げたのは、今季ブレーク中の阪神・村上頌樹投手（24）のような”キレのある速球”だ。この日は、13日のウエスタン・リーグ広島戦（ナゴヤ）での登板に向けてナゴヤ球場屋内練習場で練習。今季初の1軍の舞台を見据えながら足元を固めていく。

　小雨が屋根をたたく音だけが響くナゴヤ球場の屋内練習場。黙々と練習に打ち込む根尾の表情は前向きだった。「真っすぐが少しよくなってきました。このまま状態を上げていければ」。投球の軸を再確認した右腕の目には、進むべき道が見えていた。

　理想形は阪神・村上。今季ブレークした右腕の直球被打率は1割5分6厘。「2軍で打席に立ってみて、すごい直球だと思ってました。ラインも出ているし、やや真っスラ気味にくる。スピードガンより速く感じて、打者が刺されている」。東洋大で2学年先輩だった梅津らに練習法を聞き、回転軸などを意識する。

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根尾投手、村上投手のようなストレートを追求です…！

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